コールセンターのバイトって何するの?働くメリットとデメリットは?

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1.コールセンターの仕事内容(バイト)
2.給与
3.勤務時間
4.求人を探すときのポイント
5.コールセンターバイトのメリット
6.コールセンターバイトのデメリット
7.実際に働いている方の声
8.コールセンターでバイトして良かったこと
9.コールセンターのバイトで身につくスキル
10.まとめ

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1.コールセンターの仕事内容(バイト)

コールセンターというだけあって、
電話でお客さまとやりとりをするのがメインになるお仕事です。

最近は電話だけではなく、
メールやチャットでも対応するところも増えてきています。

電話で話して終わりではなく、
伝票の記入や対話履歴をパソコンで入力する作業もあります。

電話の場合は、
・電話を受けるインバウンド
・電話をかけるアウトバウンド
のお仕事があります。

会社や業務によって、どちらかを専門にしているセンターもありますし、
時間や部署毎にインバウンドとアウトバウンドの両方を実施するセンターもあります。

インバウンドの場合は、
受注受付け・サービスや製品に関する問い合わせに対応することが多いです。

お客さまのご希望や真意が何か理解する力、
様々な商品やサービスに対しての知識や説明力が必要になります。

その分野の専門知識を習得することができますし、
オペレーターは企業の顔とも言われていますので、
その企業のブランディングにも関わる重要なお仕事です。

アウトバウンドの場合は、
調査や依頼・既存のお客さまへサービスのご案内をすることが多いです。

お客さまの状況に合わせた臨機応変な対応力、
お客さまの価値観に合わせた商品のアピール力など、
企業の売り上げやイメージアップにも直結するやり甲斐のあるお仕事です。

2.給与

バイトの基本給与は時給換算で支払われます。

地域や時間、業務内容によって異なり、平均800円~1,500円程度。
首都圏だと1,000円以上がほとんどです。

時給が高いところは、
高度な専門知識やスキルが必要な場合があります。

例えば、外国語対応の業務になれば1,800円以上も夢ではありません。
今後のキャリア形成や、すでにお持ちのスキルを活かすこともできます。

また基本給の他に、インセンティブといってノルマ達成や売上貢献に対して、賞与が支払われることもあります。

営業やアポイント獲得がメインの
アウトバウンド業務でインセンティブがつくことが多いですが、
インバウンド業務でも定期購入や関連商品の同時購入などでつくことがあります。

条件に応じて保険の適用があるところもありますし、有給休暇が取得できるところもあります。
基本給だけではなく、保証や福利厚生など、その他も参考にされると良いです。

3.勤務時間

これは、会社や業務によってバラツキがあります。
受付け時間が決まっている窓口もあれば、24時間体制の窓口もあるからです。

24時間体制の窓口では、
早朝や夜勤の時間帯の勤務もありますので
その場合は交通手段などの確認も必要になります。

それ以外だと、基本的にはフルタイム週4日~5日で
半年間以上と長期で働く方を望む会社が多いですが、

・午前中からお昼過ぎまでの主婦層に多い時間帯
・午後から夕方までの学生が多い時間帯
・夕方以降はダブルワークをしている方が多くなる

など、勤務時間もバラバラです。

コールセンターでは、短期や短時間の求人が少ないという見解もありますが、
中には変則的な入電状況に合わせてシフト制や短時間での応援出勤をお願いする会社もあります。

派遣に登録しておくと短期のお仕事の依頼が来たりもします。

どちらかというとアウトバウンド業務の方が短期のお仕事があります。

スキルアップや安定を重視する方には向いていませんが、
どんな職種が向いているかなど試すには良いかもしれませんね。

どの時間帯でどのくらい働きたいのかは、
応募する前にしっかりと確認しておきましょう。

それこそ「この日しか入れません」より
「いつでも入れます」など応援出勤にも柔軟に対応しているなど
日頃の勤務態度で信頼関係が築ければ、こちらの希望も聞き入れてもらいやすくなりますよ。

4.求人を探すときのポイント

自分の興味や得意分野、
今後身に付けたい知識の業種や会社で選ぶと良いです。

時給や勤務地の近さについ目が行きがちですが、
結局のところ興味のある好きな分野の方が楽しさもやり甲斐もあります。

その会社や分野で自分が身に付けられる知識やスキルは何か、
と考えてみましょう。

5.コールセンターバイトの3つのメリット

①未経験からでもキャリアを積める

経験や資格、学歴に不安を感じている方でも安心して始めることができます。

アルバイトや派遣から正社員になる人や、
コールセンターで働きながら資格を取得して独立する方もいます。

②シフト制で勤務時間が選べる

フルタイムで働きたい方は、
9時〜18時などの決められた時間で運営しているセンターがオススメです。

一方、24時間365日をシフト制で運営しているセンターもありますので、
早朝・夜勤・夕方など、ご自分の予定に合わせて働き方を選ぶこともできます。

仕事に慣れてくれば、複数の時間帯を掛け持ちしたり、
自由に組み合わせて時間を有効に使うこともできます。

③ビジネスや就職に役立つスキルが身につく

コールセンターの仕事は接客です。
それも相手の顔が見えない非対面でのやり取りです。

研修や経験を積むことでコミュニケーション能力が身について行きます。

さらに、電話応対や言葉遣い、
社会人としての気遣いやビジネスマナーも身につくので
就職活動やビジネスの場面でも有利になります。

本来、ビジネスマナーやコミュニケーション能力などは、
お金を払って講座やセミナーに通う必要がありますが、
それがお金を稼ぎながら習得できるのです。

6.コールセンターバイトのデメリット

やはり、長時間のデスクワークです。

オペレーターの仕事は、ヘッドセット(インカム)をつけて、
電話でお客さま対応をしながら同時にパソコンで履歴の確認や入力をしていきます。

お客さまへの気遣いや間違いがないよう集中するので、とても神経を使います。

長時間椅子に座って、パソコンと向き合うことで
目・肩・腰の不調など座り仕事による身体への影響は少なからずあります。

そのことを踏まえた上で、定期的にこまめなセルフケアが必要になります。

7.実際に働いている方の声

子育てをしながらコールセンターで働いている方は多くいらっしゃいます。

「仕事と子育ての両立で大変ではないですか?」と聞くと、

「家にいると、どうしても子供と旦那のことが優先される。
 ここに来るとたくさんのお客さまとお話しが出来るし、お友達もいるから楽しい。
 私が私でいられる場所なのよ。だから、全然大変なんかじゃない!
 むしろここがなくなったら息が詰まっちゃう!」

と仰る方って結構多いんですよ。

8.コールセンターでバイトして良かったことは

ひとつは、一流の会社の窓口として働けること。

通常はその会社に就職して、然るべき部署に配属されてとなりますが、
そんな機会つくろうと思っても、なかなか作れませんよね。

コールセンターのオペレーターは会社の顔です。
つまり、自分がその会社の代表としてお客さまと向き合うのです。

お客さまの声は、会社の商品やサービスなど利益に繋がるものですから、
その会社や製品を好きになると、益々責任もやり甲斐も出ます。

もうひとつは、「人」を知ることができること。

全国津々浦々、老若男女たくさんのお客さまとお話をします。

電話という、お顔は見えない環境ではありますが、その分声や話し方、
それこそ場合によってはお客さまのお名前や住所など、大切な個人情報も伺うんです。

そこにその方々の為人や人生が詰まっています。

かすかに聞こえる生活音、ご家族とのやり取りなど垣間見ることができます。

それは一期一会。
数分という時間ではありますが、その時間をどんなものにするのかは自分次第。

本当にいろんなお客さまがいらっしゃいますが、その全て方から学ぶことができます。

9.コールセンターのバイトで身につく3つのスキル

①コミュニケーション

コミュニケーションスキルは言わずもがなです。

日々非対面のコミュニケーションを行いますから、上手く行く時も、そうではない時もあります。

より良い応対をしていくために音声を聞いて振り返り、
コミュニケーション研修がありますので、
実践の中でコミュニケーションスキルが自然に身について行きます。

②パソコンスキル

オペレーターは、
パソコンで履歴を入力するくらいのスキルになりますが、
SV(スーパーバイザー)になると、資料やスクリプトの作成、
入電数などの数値分析、シフトの作成なども行いますので格段に上達します。

③会社員、社会人としてのマナー

電話応対やビジネスマナーは、
新入社員研修でも取り入れる会社が多いですが、
研修時間は限られるために概要だけのことが多いです。

そのため、いきなり実践しようとすると難しいことがありますよね。

コールセンターの場合は、研修やロールプレイング、
スクリプトというシナリオが用意されていますので、
練習を重ねてから実戦で経験を積むことができます。

10.まとめ

よく、コールセンターに向いている人という項目には、

「とにかく話すことが好きな人、
 明るくハキハキと話すことができる人、
 丁寧に説明することが好きな人」

と書かれています。

もちろんこれらの方は向いていますが、
実は、話すのは苦手だけど人の話を聞くのは得意という人も向いています。

コールセンターの仕事は、傾聴に始まり、傾聴に終わるとも言われますからね。

もちろん、お仕事ですから大変なこともありますが、
それはどんな仕事でも言えることですよね。

コールセンターで働くことに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

コールセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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