みなさん、おはようございます。
応対品質アドバイザー眞島愛です。

やっと、公開できる日がきましたーー！！（ひとりで感動）
構想２年、制作に半年かかりました。（ある意味、動画編集の成長日記）

　お届けするのは、私のNLPの師匠である菊池龍全さんの著書「幸せになるための八つの方法〜八正道という東洋の智慧〜」の朗読動画です。

いきなりですが、八正道ってご存知ですか？ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこの本を読むまで知りませんでした。詳しくは動画内でご紹介していますが、2400年前のお釈迦様（ブッタ）の教えです。難しく宗教色が濃いと敬遠されがちな方もいるかもしれませんが、とてもわかりやすく、マインドフルネスやNLPの要素を取り入れながら書いてくださっているので、読みやすく、現代を生きる私たち（コールセンター従事者）にも必要なことが多く書かれています。

　なんだか、スキル系の動画を上げる前に、占いに八正道の朗読動画って応対品質とは似ても似つかぬ、スピリチュアル系チャンネル？って感じですけど、そんなことないですのでご安心ください。
　マインドの部分って、何をするにもとても大事なのです。いくら知識を得ようと、スキルをつけようと、私自身痛感し、何度も立ち戻るのがマインド、心の状態です。

　どうしてこの朗読動画を作ろうと思ったのか、この八正道という教えがコールセンターや応対品質にどう役立つのか、簡単にお話しますね。

①「八正道」について知るのは、はじめてでしたが「これはいい、わかりやすい」と思いました。私が学んだNLPやマインドフルネスなどの考えも含まれていて、友人やクライアントの方にもご紹介したかったのですが、書店で売っておらず部数も限定のようでしたので、もったいないなと思っていました。

②さらに以前、視力の低下で好きな本が読めなくなってきている友人に、朗読をしたことがありました。本が読みたくても読めない方もいることを身近に感じた機会でした。最近オーディオブックが増えていますが、まさにこれだ！と思いました。　
　また、この時に読ませていただいた本が、ジョン・カバットジン氏の「マインドフルネス〜ストレス低減法〜」という素晴らしい本で、内容もさることながら、気持ちが声や読み方に現れる、まさにマインドフルネス。八正道でいわれていることと同じだと気がつきました。
　そしてそこもまた電話応対にも通じるものが多いと感じました。朗読をしている私自身が整い、多くの気づきを得て勉強になったのです。

③まさに、朗読はセルフセラピーであり、瞑想の一つです。心理学の世界では、話すことは「放すこと」といわれたりもします。もちろん聴くだけでも良いですが、よかったら一緒に、もしくは音声を消して、ご自身で朗読してみてください。録音して聴いてみるのも面白いです。一味違う気づきがあるかもしれません。
　それに、コールセンターでは、スクリプトと呼ばれるトークガイドがあります。「何を言うかではなく、どう言うか」によって印象は変わります。また、普段言い慣れない言葉は、いざ使おうと思っても言えません。自分自身で声に出すことで、その言葉が身につき自然と言えるようになります。

④NLPを学んで、より良いコミュニケーションのためには五感、感覚がとても重要性であることを知りました。人は無意識のうちにいろんな情報を得ているのです。文字だけではなく、映像、声や話し方、そして自分自身で言うことで、印象や記憶に残りやすく、必要な言葉やエッセンスが受け取っていただきやすいでしょう。

私の専門である電話応対は顔が見えない非対面でのやりとり。相手の小さな息遣いや感覚、状況に気を配るお仕事です。そのために必要な特に聴覚を高める良いアプローチはないかと考えていました。（ラジオドラマもその一環です）
電話応対は、とてもありがいのある面白いお仕事でもありますが、正解か不正解か、良い悪いなどと判断されたりすることもあります。ストレスを感じ、余裕がない方もいらっしゃるでしょう。

「人は受けた愛情しか人に与えることはできない」

少しでも安心感や癒しになるように心を込めて読ませていただきました。疲れた時や不安な時に、少しでも優しい気持ちになっていただけましたら嬉しいです。

　動画は、#0「はじめに」〜#8「八つめの方法」まで全部で９本あります。これから週１本くらいのペースで順次アップしていきますね。次回は「１つめの方法　正見」。どれも5分前後の短いものなので、必要な時に、好きなものをご視聴頂くことができます。
　そうそう、オペレーター時代や２年ほど前から自主的に始めたラジオで、「声や話し方がいい」と褒めて頂くことがあります。「いい意味で邪魔にならない、必要なものは入ってくるし、聴き流せもする」だそうです。笑。寝る前の安眠用にもお使いいただけるかもしれません。

　最後に、この動画を作成するにあたり、著者である龍全さん、高山さんのご了承とご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。そして、いつも支えて応援してくれる家族や友人、お世話になった方々、日々お仕事に従事されているコールセンターの皆様が健やかで幸せでありますように。愛と感謝を込めて。